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古家付き土地とは?
カテゴリ:みよし市の不動産売却  / 投稿日付:2022/04/04 19:15

こんにちは。
センチュリー21長谷川の加藤と申します。

今回は、不動産の売買で良く見られる古家付き土地に関してお話致します。

まず、なぜ古家付き土地が不動産市場に出回るのでしょうか?

その理由として、実家の親が住んでいた築古住宅を相続して処分に困っていたり、定年を機に長年住んでいたご夫婦が高齢により医療施設の整った、交通の便が良い都市への住み替えを検討されるなどして空き家になってしまう不動産を売りに出されるケースが増えてきたからだと推測されます。
幸い、SDGs(持続可能な開発目標)や2016年に国土交通省が掲げた中古住宅の流通に対する取り組みにより「古家投資」や「古家のリノベーション」、「古家のDIY」といった古家の再活用に注目が集まっており、新築に比べて予算を安く抑えられるため新しく住宅を探す方の選択肢の1つにもなってきています。

それでは、古家付き土地とはいったいどういう物件の事をいうのでしょうか?

築20~30年を超えた中古戸建は、そのままでは建物の利用が難しく、「中古一戸建て物件」としては、なかなか買い手が見つけられない物件になります。ですからあえて価値のない建物は無視して、資産価値のある土地に着目し、「土地物件」として売りに出されるケースが「古家付売土地」物件ということになります。売りに出される際は、「売土地※現況 古家あり」などと表記されています。このような物件は古家建物の撤去費用を考慮して、その分安く売りに出されていることが多く、「古家付き土地」として広告掲載することで、土地を探している人だけでなく、とにかく安い中古戸建を探している人にも検討していただけるようにしています。

売買の際には、資産としての価値を認められていない古家は実際に価値がないのでしょうか?
築何年から「古家」と呼ぶかに関しては、明白な基準がありません。法定耐用年数などから、木造の場合は、築20年を超えたものを古家と言ったりもしますが、実際に築20年を超えている住宅に住んでいる方はたくさんいらっしゃいますし、売りに出ている物件の1つ1つがすべて違います。

「古家付土地」を購入する側からのメリットは、
1.相場より安く購入できる
2.建物をリノベーションして利用できる場合がある
3.新築した時のイメージがしやすい

以上のようなことが挙げられます。

デメリットを見てみましょう。
1.解体費用がかかる
2.上下水道引込や給排水管工事が必要な場合がある
3.契約不適合責任が免責される
4.土地の境界があいまいなものがある

「古家付土地」を売却する際は更地と比べてどうでしょうか?
まずは、メリットです。
1.解体費用がかからない
2.すぐに住むことができるので売りやすい
3.古家があると固定資産税が軽減される

次にデメリットはというと
1.売値が低く抑えられる
2.「建物」として売ると契約不適合責任を負うことがある
3.エリア特性で売りにくい場合がある

以上、「古家付土地」についてでした。
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 センチュリー21長谷川は地域密着の不動産業者として、
 地域の情報を日々収集しております。

 不動産の売却・購入をお考えの方は、お気軽にご相談ください。


   センチュリー21長谷川
   みよし市黒笹いずみ3丁目1-3
   TEL 0800-700-5620(フリーコール)

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