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測量の種類「現況測量」と「確定測量」について
カテゴリ:みよし市の不動産売却  / 投稿日付:2022/02/28 19:26

こんにちは。
センチュリー21長谷川の加藤です。

今回は、土地の売買の際に重要となる測量についてお話致します。
まず測量とは、土地の面積や高低差などを機械で測り、図面に表すことを言います。
現在の測量技術は、昔に比べて飛躍的に進歩しており、プロが測量すればほぼ正確な結果が出ます。

ただ測量には「現況測量」と「確定測量」の2種類があり、目的によって使い分けが行われています。

「現況測量」は、地形図作成のような広範囲の測量ではなく、あくまでも必要な場所について、現在の土地の状況をそのまま反映させただけの測量です。ブロック塀・建物・既存境界標等の現地に存在する地物を測り、対象土地のおおよその寸法・面積・高さを知りたいときにする測量です。土地境界については調査や確認を行わないため、算出される土地の面積は「現況面積」と呼ばれ、境界確認後の「確定実測面積」とは寸法や面積が異なってくることがあるため、現状の把握をするために行われます。

 また、土地境界に関しては、道路管理者や隣接土地所有者との立会を行いませんので、費用を安く抑えられ、作業も比較的短期間で終了するので、情報を早く知りたい時にはおすすめです。

一方、「確定測量」とは、土地家屋調査士などの資格者と隣地所有者と立合いのもと、境界点の合意・確認を得て行われる測量です。確認された境界点で測量した図面に、隣接地の所有者が署名・捺印したものが「確定測量図」となり、最も信頼されるものとなります。そのため不動産の売買には、「確定測量」が欠かせません。そして、測量の結果を登記することにより、法務局に備え付けの登記簿や公図に反映されます。
確定測量図は、専門家によって作成される信頼性の高い図面ですので、当然それなりに費用も時間も必要となります。

不動産の取引では、確定測量を実施するかどうか?実施する場合、依頼する土地家屋調査士さんは、売主様・買主様どちらの指定なのか?費用はどちらが負担するのか?等を契約書に記載することになります。

以上、測量についてのお話でした。

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