カテゴリ:みよし市の不動産売却 / 投稿日付:2022/03/07 12:00
こんにちは。
センチュリー21長谷川 の加藤と申します。
今回は、建物状況調査・住宅診断(インスペクション)の主な調査項目と手順についてお話致します。
そもそも、なぜ建物状況調査・住宅診断(インスペクション)が推奨されるようになったのでしょうか?
それは、日本の既存住宅の流通量が年間17万戸前後という水準で横ばいに推移していることを問題にしています。
国土交通省は、その要因の1つとして消費者が住宅の質を把握しづらい事を挙げており、2016年1月10日に中古住宅の売買契約時に住宅診断の確認を不動産仲介業者に義務付けるという内容を盛り込んだ宅地建物取引業の改正案を提出し2月26日に閣議決定されました。
これにより、消費者が住宅の質を把握しやすくなり、安心して取引を行える市場環境の整備がすすみました。
インスペクションの推奨は、中古住宅市場の取引環境の整備のための手段だったのです。
それでは、実際の手順はどうでしょうか?木造の戸建住宅の例をご紹介致します。
戸建住宅の場合(木造)
1.建物の外周を確認します。
1)基礎のコンクリート部分のクラック等を確認
(幅0.5mm以上のひび割れ等)
2)外壁サイディング、サッシ廻りのシーリング材を確認
(破損、欠損等)
3)屋根や軒裏を見える範囲で確認
(破損、雨漏り跡等)
4)バルコニーの状況を確認
(防水層の劣化状況等)
5)条件に応じてコンクリートの非破壊検査を実施)
2.建物内部を確認します。
1)室内の壁、天井等の雨漏りを確認
2)1階床下点検口、各階天井点検口内の確認
(基礎コンクリートや土台の状態、小屋根の雨漏り跡等)
3)床、柱等で著しい傾斜の有無を確認
(6/1,000以上の勾配)
3.給排水管路を確認します。
1)水栓より水やお湯を流し、給水管、給湯管、排水管に水漏れ、詰り、あふれが無いか確認
以上の調査内容が一般的に行われます。オプションでシロアリ検査なども依頼が可能です。
インスペクションにご興味のある方は、お気軽にお問合せください。
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